マン葉集〜海外旅先エロ遊び〜 マカオ エロ

カナダ編2

これにはさすがに動揺した。
記憶している範囲で白豚のスペックを書くと、
「30代後半・・・と思う」「パッと見で分かるデブ」「白人・金髪・青い目」である。

 

白豚は私にシャワーに行くよう指示した。
部屋はかなり広く、部屋の端に一人用のシャワーボックスのようなものがあった。
私はこれからどのような事態になるのかと不安に包まれながら、シャワーを浴びた。

 

シャワーから出ると、次に白豚がシャワーを浴びに行った。
私はこの隙に逃げようと思ったが、もしかしたら実は白豚は間違いで、実は可愛い子が来るのでは。という
一抹の希望と共に待った。

 

白豚がシャワーから出て来た。そしてベッドへ誘導された。
・・・やはりこの白豚が相手のようだ。一抹の希望は霧散した。

カナダ編2【NEW】

 

とりあえず早く終わらせて帰ろう。
トークもいちゃいちゃも全て省略。一回ヤッてそれで終了。
私は決心した。

 

ベッドへ行くと、白豚はやたらとキスをしようとしてくる。
・・・ふざけるな。貴様如きにオレが唇を許すと思うな。
私はさり気なくキスから逃げた。
頬へのキスは受けたが、唇同士のキスはとにかく逃げた。

 

そして、速攻でコンドームを付けて、とりあえず開始した。
行為の最中、おっぱいを触ったところ、硬い。
何だこれは。
もう何も楽しくない。私は日本のAVの場面を想像しながら行為を続けた。
なぜ私はカナダに来てお金を払ってまで、AVを想像しなければならないのだ。

 

その後、どうにかして行為を終えた。
そして、淡々とシャワーを浴び、服を着て、部屋を出ようとした矢先、
白豚は私にとある言葉を告げた。

 

「チップが欲しい」

 

チップ?!私の理解では、チップは店から満足のいくサービスを受けたことで
客が厚意で渡すものではないのか。
白豚の時点で、私はこの店から満足のいくサービスを受けていない。
しかし、郷に入りては郷に従え、である。
チップの文化である国にいるのだがら、その文化に従わなくてはならない。

 

「いくら?」

 

私は訪ねた。
すると白豚は想定の斜め上を行く回答をしてきた。

 

「100ドル」

 

は?!何を言っているのだ、この白豚は。
というより、私の財布には50ドルしか残っていない。
相手は白豚ではあるが、ヤルことはヤッてしまった。
ここで「金がない」等とは口が裂けても言えない。

 

よって、残された手段はたった一つ。

 

値切るしかない。

 

ちなみに余談だが、私はそんなに英語が得意ではない。
アジアの市場などで片言ベースで値切ることはあっても、
ネイティブ相手にガチで値切る程の英語力はなかった。

 

しかし、この時は違った。
今から思うと、どのように英語で発音したのか覚えていないが、
その時は下記のような内容を比較的流暢に伝えていた。

 

「100ドル?!何を言っているんだ。オレは入り口で200ドル払って、
そしてここでさらに100ドルも払うのか?高過ぎるだろ!」

 

すると、相手は仕方ないような顔をして、このように告げた。

 

「分かった、分かった。じゃあ50ドルでいいよ。」

 

その「50ドル」という単語を聞いた瞬間、私は財布に入っていた50ドルを
手に取り、白豚へ投げ渡した。
そして、

 

「二度と来るか!」

 

と日本語で叫んだ後、部屋を出て、店をダッシュで出た。

 

勢いで店を出たのはいいが、財布にお金がなかったため、
トボトボと歩いてホテルまで戻った。
行きと比べて、店とホテルまでの距離がやたらと長く感じたのは
きっと気のせいだと思う。

 

 

ここまでカナダ編を読んで頂きありがとうございました!
やはり、事前調査はとても重要であることを強く感じたカナダ旅行でした。
(冒頭にも書きましたが、カナダ旅行の本目的はスノボーです。)

 

 

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